今日は月に一度の母に面会できる日だった。

母が入院している認知症の病院は、月に一度、平日の午後に予約をして３人までが15分だけ直接面会できるシステム。

コロナの事がなければ予約なしで月に何度でも面会できていたらしい。

リモート面会から比べれば、ずいぶん緩和されたのだけれど、私達娘の記憶はすでになくなってしまった。

一時父の事もあやしかったけど、今日ははっきりとわかっていたのがびっくりだった。

誰と話ているかもわからない母親と何を話してあげたらいいものか、だんだんわからなくなってくる。

父も口下手だし、母がたどたどしく理解不能な話をすることに、うなずいて聞いてあげることしかできないのだ。

せめてもう少し、頻繁に面会できるようになれば・・・。

救急車で運ばれ家を出たあの日から、もう一年たったんだなぁ。

銀次。。。

福助。。。

いつも癒やしてくれてありがとう。。。

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