ごろ太と銀次と福助と

アメリカンショートヘアのごろ太永遠の12歳。ブリティッシュショートヘアの銀次10歳。保護猫の福助2歳。猫達に癒やされる日々をつづります。

不思議な気持ち

昨日、ごろ太の火葬が終わり、一緒に家に戻って来ました。


ごろ太が息をひきとったあと、火曜日のうちに帰らなければいけない夫と火葬をどうするか、すぐに考える必要がありました。

第一希望のメモリアルパークが、その日に予約してすぐやってもらえるものだろうかと思っていたところ、営業時間外でも連絡が取れることがわかり、すぐに電話。

普段、火曜日は定休日だけど祝日は営業しているということで、更に空いている時間が午後1時というこれ以上ない好都合。

これまたごろ太がまるで神様に、自分の寿命をパパさんが帰れる祝日の前日で次の日には火葬も済ませられるようにしてねとお願いしていたかのようでした。


その日の夜は、冷たくなっていくごろ太のお手手をそっと触れながら眠りました。


火葬の日、棺に入れるお花を買いに行き、おやつはササミのドライフードを用意しました。

やり残したことはないかと思い、最後にごろ太と一緒に家の中を一通り散歩することにしました。

一階の食品庫には閉じ込めてしまったりしたね。

パパさんはよくクローゼットに閉じ込めてしまっていたね。

キッチンの横の窓では、外を眺め、日向ぼっこをし、鳩さんを狙ってしまったりしたね。

リビング側の大きな窓ではママさんが帰って来るのを待っていたりしましたね。

二階のベランダは夏になると唯一おとなしく抱っこされてトンボさんを眺めたね。

朝の日差しを浴びるには東の窓がいいと、ごろ太はちゃんと知っていたよね。

お月見したこともありました。


そろそろ家を出る時間。

思わず悲しみが湧き、思い切り泣きました。

この歳になって、こんな大泣きするなんて。。。

でもなぜか、その方がスッキリした気持ちになることがわかったのでした。


雪の吹雪く中、メモリアルパークに到着。

猫ベッドにすっぽり収まったごろ太を見て、棺には移さず、このままお花を飾りましょうと言って下さり、持ってきた切り花をスタッフの方が手でもぎ取り、それを私がごろ太の周りに飾り。。。



泣きながら、ありがとう、ありがとう、頑張ったね、お疲れ様ね。。。


最後のお別れの言葉には、またね。。。を繰り返しました。


火葬している間、その場で待つことはできず一旦家に戻り、3時半に再度メモリアルパークへ。

骨だけになったごろ太。

お骨を拾い、骨壷に入れ、歯と爪は持ち歩けるように分骨し紙に包んでもらいました。


一緒に帰宅。

2階の空が眺められる本棚の一角をごろ太のスペースに。

私の一番のお気に入りの写真と、朝、切り花と一緒に買った小さなブーケを飾り、お水で遊ぶのが大好きだったごろ太のためにお水を置き、青い卵形の物は紙に包んで持ち帰った歯と爪を入れるもの。

当日はまだ熱いため入れないようにとのことだったので、今日、亡くなってからブラッシングで取れた毛と一緒に入れました。


銀次は突然いなくなってしまったごろ太のことをどう思っているのかな。

いつもと違う状況に戸惑い、体調を崩す子もいるので2週間は気を付けて見てあげてとメモリアルパークの方に言われ、そこまで考えていなかった自分に気づいたのでした。

いくら仲良しとまではいかなかったとはいえ、銀次がごろ太と過ごした時間は、私達より長かったのですから。。。



昨夜は銀次と初めて二人きり。

静かな静かな時間が過ぎていきました。

とっても悲しく寂しいけれど、不思議なことに気持ちは穏やかでした。

思い残すことがないように、ちゃんとごろ太を見送れたおかげかもしれません。

それにまだ、家のどこかで寝ているだけのような気がしたりしています。


のんびりと今日1日、皆さんのブログを拝見してみると、なんと多くのごろ太を思って下さる記事を発見!

正直に言えば、ここでブログは辞めるかもと夫に話をしていましたが、こんなにたくさんの方々にごろ太がしたわれていたことに感激し、このままでは終われないと思いなおしました。


ごろちゃん、ずいぶん人気者だったのね。

ママさん、びっくりしちゃったよ。

幸せだね。。。嬉しいね。。。


お礼のコメントができなかった方々には、この場でお礼を言わせて頂きます。


本当にありがとうございました。



(=^ェ^=)(=^ェ^=)