一生一度の大冒険 後編
一生一度の大冒険の計画はこうだ。
山形から新潟に向かい、富山、石川、福井、京都、兵庫から瀬戸内海に抜け、岡山、広島、山口、福岡、佐賀の有田まで、ほぼ高速道路をひたすら走る、おばさん一人の無謀でしかない旅だ。
7月11日(金)
午前3時起床。猫達にごはんをあげた後、前日作っておいたおにぎりを食べ、夫に「行って来るね」と声をかけ出発。
まずは新潟へ向かう。
高速に乗り、日本海側をひたすら走る。
無理はしないようにこまめに休憩をとる。
サービスエリアがあれば、ご当地のお土産物を探しながら行くのも楽しみにしていた。
福井に入る手前のサービスエリアでお昼をすませ、あとはこの日の目標の岡山を目指す。
だんだん先に進む事ばかり考えるようになり、休憩も減らし始める。
なんとか倉敷まで行けそうだったのでホテルを予約し、7時半頃到着。
疲れたというより、一人でこんなとこまで来ちゃって・・・という気持ちだった。
12日(土)
夜中の12時頃目が覚め、その後全く眠れず。
2日目のホテルを岡山市に予約したり、有田までの計画を練ったりしながら時間をつぶし、寝不足覚悟で午前3時出発。
出来ればアリタセラオープン時間の10時前に着きたいな。
5時半過ぎ、広島の宮島サービスエリア到着。

初めて見る瀬戸内海。
右側に見えるのが厳島。
この旅初めての写真撮影。
前日に買ったパンを食べ出発。
ご当地グルメを楽しむはずが、先を急ぐあまり全く食べれていないな。
山口県を通過し、ついに関門海峡を渡り九州へ。
大きな関門橋を渡りながら、ちょっと泣きそうに。
ホントに来ちゃったんだな。
予想より1時間遅れの午前11時。
最終目的地のアリタセラ到着!
帰りの時間を考えると、滞在時間は1時間が限度。
静かな山あいの一画にずらりと並ぶ有田焼のお店。
まずは一通り外からながめて回り、気になったお店に入ってみる。
あれもこれもと目移りしながらも、ひと目見て気に入ったものを即購入。
汗だくになりながら、あっという間の1時間。
もう帰らなきゃ。
写真を撮るのも忘れ、来た道を戻る。

帰りに立ち寄っためかりパーキングエリアからの関門橋。
またいつか、今度は夫とゆっくりと訪れるからね。
午後8時、岡山市のホテルに到着。
この日はまあまあ眠れたけど、午前2時には目が覚めてしまう。
13日(日)
ゆっくりと準備をし、3時出発。
さぁ、うちに帰ろう。
日本海側は最高にいい天気。
福井の南条サービスエリア。

石川県、徳光パーキングエリアから見た海。

3日間、ずっと天気にも恵まれた。
富山で早めのお昼を食べて、午後6時すぎ、自宅に到着。
ただいま~!と帰ると、夫はお風呂あがりに、銀次がウンチを踏んでしまった足跡と格闘していた。
ずっと問題なく過ごしてきた猫のお世話。
最後の最後にやられたそうだ。
3日間も自由に過ごさせてくれて、ホントに夫には感謝している。
そして、走行距離約2900kmを故障することなく走りきってくれた愛車にも感謝。
事故もなく、体調を崩すこともなく、無事に帰ってこれてホントに良かった。
達成感?とはちょっと違う。
もう懲りた、という感じかな。
でも、一週間経ってみて、なかなか楽しかったなと思えるようになった。
有田で購入した品々。

ブルーベリー柄の手ぬぐいを含め、とても気に入っている。
一生一度の大冒険、これにて終了。
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