ごろ太と銀次と福助と

アメリカンショートヘアのごろ太永遠の12歳。ブリティッシュショートヘアの銀次10歳。保護猫の福助2歳。猫達に癒やされる日々をつづります。

母のこと




現在、私の母は認知症専門の病院に入院中。

自力で排尿ができないため、管を装着。

外されてしまうと困るので、自宅での介護は無理なのだ。


一時は娘がいることも忘れてしまい、もうこのままどんどん忘れていってしまうんだろうな・・・と思っていたのに、この間のリモート面会では、私のことも姉のことも認識できていた。


びっくりしたけど、きっと病院の生活にも慣れてきて精神的に安定してきたせいもあるかもしれない。


入院していることは認識できていないようで、今仕事中だからと何度も繰り返す。


元々母は仕事が生きがいの人だった。

特に会社勤めをしてはいなかったが、できる仕事は何でもやりたいという感じで働いていた。


70歳を過ぎた頃、仕事中にめまいをおこす。


歳も歳だし、あまり無理して仕事をしないようにしていると、いつからかうつ病になってしまった。


薬を飲みながら、気持ちも上向きになってきた頃、腰が痛いと言い始め脊柱菅狭窄症の手術をする。


一年後、腰はもう大丈夫となった頃、胃がんが見つかり胃の3分の2を摘出。


その後も脾動脈破裂や肺炎などをおこし何度も危ない目にあったけど回復してきた。


そんな事を繰り返しているうちに認知症も進んで、いろんなことができなくなった母。


私達娘は、このままではいけないと思いつつ、もう少しもう少しと先延ばしにして来た結果がこうなったと後悔するしかない。


毎年、母の日には花を贈っていたけれど、今年は何もできなかった。



尊敬とか大好きとか、そういう感情は正直ないのだけど、何もしてあげられないという切ない気持ちがつのるばかりだ。



母がいなければ、私はこの世に存在していないのだから。。。




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